気分が良い時用

個人メモ

GCP Associate Cloud Engineerに受かった

GCP Associate Cloud Engineerに合格したという話です。(業務でGCPを使うことになったので)
アソシエイト資格の収集化と化している現状。

使った参考書

とりあえずこの本を1ヶ月くらいかけてダラダラと読み進めた。
といいつつ半分程度は試験当日の1週間前くらいに進めたので、やる気があれば1週間で読み切れるのでは。
内容としてはGCPの主要サービスを俯瞰するようなもの。

やった問題集

www.udemy.com

Udemyで買ったテスト問題を2~3回反復して解いた。
コマンドのオプションレベルでの暗記が必要な問題が出てきたが、本番はそこまでの難易度の問題は出なかった。 とはいえ勉強にはなった。

やったハンズオン

Qwiklabのfundamentalなハンズオンをある程度こなした。
ただ、ハンズオンだとどうしても手順に記載されたコマンドを、何も考えず叩いていくことになりがち。
なのでやっぱり自分でGCPの環境を立てて、触っていくのが一番よいハンズオンになると思う。

試験本番

思ったより予算や見積もりに関する問題が出て焦った。
試験後に出題内容に関するガイドがあることに気づき、もうちょっと真面目に見ておけば良かったなと思った。
cloud.google.com

総括と今後

とりあえず資格は取った。AWSに関する知識がそのまま流用できた面もあったので、AWS SAAのときよりは苦労しなかった。
AWS資格については2020年に取得した後、Sysopsを取って案件を経験して…で大分身についたように錯覚しているので、GCPについても案件やりつつPCA取得に向けて学習を続けていきたい…といいつつ業務上優先的にやらんといけないことは他にもあるんだよなあ。どうするか。

2022年近況

年が明けた。 最近ブログは別媒体でやっていたが、気が変わったのでこのブログを更新しようと思う。
別媒体で書いていた文章はおいおい移植していきたい。

2021年振り返り

  • 引っ越しした(4月)
    • 家を買って引っ越した。満足度はまあまあ。思ったより部屋が寒い。
  • 驚くようなことが起きた(5月)
  • 転職した(12月)
    • 思うところがあり転職した。

2021年買ってよかったもの

2022年の目標

P0

定量的な目標。やれそうなこと。

  • 資格を取る
    • GCP ACE(2022/02〆)
    • CKAD(2022/06〆)
    • CKA(2022/10〆)
  • 週3回以上の運動
    • ラジオ体操でも可
    • 「通勤で歩いた」は不可とする

P1

定性的なものを含む目標。やれるか微妙、あるいは「やる」とはどう言うことかよくわかっていないこと。

  • GitHubへの定期的なContribution
    • 内容はなんでもいい。メモでもいい。とりあえずGitHub(というかGit)に慣れ親しむ。
    • 自分の性格を踏まえるとプライベートリポジトリに全部突っ込む方が良さそう。
  • Raspberry pie弄り
    • GPIOなんかを触ることで低レイヤーのなんとなくのイメージを掴みたい。

ふと思ったけど、目標ってどっちがいいんだろう。

  1. あるべき状態を目標とする
  2. あるべき状態に近づくのための行動自体を目標とする

行動は必ずしも結果に結びつかず、とはいえやらないと始まらないので後者がいいのかな。

AWS Solutions Architect Associateに受かった

というだけです。勉強期間はだらだら1ヶ月くらい。
難易度的には体感でLPIC1くらいな気がしているけど、なにせLPIC1を取ったのが5年以上前なので正しいかはよくわかんないです。
ちなみに業務でAWSはまったく触ってません。

使った参考書

上の2つをやった。別に2冊やる必要はなかったと思う。
NRIの人が書いてるやつのほうが詳しい。けどここまでの知識量がSAAで求められてるかは微妙。
黒本の方がSAAの試験範囲にはぴったりフィットしてるんじゃないだろうか。あと黒本の方がユースケースの中でAWSのサービスを如何に使用するかがしっかり書かれていて、実試験で問われる出題形式に沿っている。

ただ、上の参考書の記載内容は参考になるが、正直練習問題はあまり参考にならない(特に黒本)。
本番の方が難易度が高い。感覚的には上記参考書の練習問題を9割方正答できるようにならないと本番で7割は取れない。
自分はAWSの公式模試を受けて、このままじゃヤバいと思ったので追加でWeb問題集(後述)をやった。

やった問題集(模試)

一通り上記の参考書を通読した後に、AWSの公式模試をやった。そこでの得点が7割強でギリギリであり、かつ模試よりも本番の方が難しいという噂を見つけたので、追加でUdemyにあった模擬試験(https://www.udemy.com/course/aws-knan/)を購入。
正直この模擬試験は、説明にもある通りかなり難しめ。ただ、やる意味はあったように思う。自分が全然AWSのことをわかってない、ということがわかる。もちろん細かい知識のキャッチアップにもつながる。

やったハンズオン

AWS公式のビデオ形式ハンズオン(https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/aws-jp-webinar-hands-on/)をやった。正直これをやらなくても合格はできると思うけど、問題集やってるだけだとめちゃめちゃつまらないので、モチベーション維持のためにやることを推奨したい。あと、やっぱり実物触れないと資格を取得する意味がないしね。
ハンズオンとしてはインフラ構築と、Lambdaを触るやつをやった。自分が常日頃インフラ関連業務をやってるからかもしれないけど、インフラ構築はかんたん。逆にLambda側はサクサク進む動画についていけなくて、ちょっと苦労した。といっても動画の通り構築すれば動画の通り動くので難しいものじゃない。

今後

やはり業務でAWSをまったく触ってないので、資格取得をアピールしてAWS関連案件をやりたいところ、だけど厳しいだろうなあ…
AWSを業務でまったく触っていない状況でSAPに挑戦してもあんまり意味がない気がするので、ひとまず資格系は4月のIPA高度試験を狙ってく方向にしようかと思ってる。

コーチング入門

コーチング入門を読みました。

コーチング入門 第2版 (日経文庫)

コーチング入門 第2版 (日経文庫)

読んだ動機

今後のキャリアを相談する意味合いでコーチングなるものを俺も受けてみたいなあと思い、てきとーにググってみると最近はSkype英会話ライクにコーチングもリモートで個人的にやってくれるようなサービスがあるようだ。ただ、大体1ヶ月あたり1万円〜が相場でとてもじゃないけどそんなの払えない。(そのサービスやってる経営者のインタビュー曰く、コーチングに興味出てくるのは社会入って5〜10年目の人間が多いとのこと。まさしく自分もその類型で「みんな同じこと考えてんだな〜」と思った。)であれば、自分がコーチングの概要を学んで自分で自分をコーチングすれば0円で済むじゃん!という発想に至ったのでこの本を買った。結論から言うとそういう分野は確かにあるものの「セルフコーチング」という若干別分野になるらしく、それはそれで他の入門書があるらしい。

内容

前述したように俺が真にもとめているのは「セルフコーチング入門」の方だったらしい。今回読んだ本はどちらかといえば新任管理職が部下をどう育成するか、ということに主眼がおかれており、会社のなかでも相変わらずダラダラ平社員やってる俺は書籍のターゲットから外れているようだった。(新入社員の指導員とかやるのであればまた違うのだろうけど。)内容としては傾聴、質問、承認がコーチングの主要な要素とのことで、個々の要素ごとに具体的にどのように行動するかが書かれていた。ただ繰り返しになるが結局自分の現状はどちらかといえばコーチングを受ける側なので、今後上司(社内研修等でコーチングの教育を受けていると思われる)との面談時にどのようなテクニックが用いられているか(あるいはまったく用いられないか)をぼんやり考えるための材料を得た、という感じ。文中にあった「自分の背中は自分で見られない。もちろん押すこともできない。」というようなコーチングの重要性を示す記載はああまさしくその通りかもな、という思いがあるが、ならセルフコーチングという概念は具体的にどのように実装されているのだろうか、という疑問もあったりして、まあセルフコーチング入門を読め、ということなのだろう。

余談

嵐の楽曲がSpotifyで聞けるようになったんだけど、Step and Goめっちゃいい曲だね。

もっと言ってはいけない

橘玲のこれを読みました。

もっと言ってはいけない (新潮新書)

もっと言ってはいけない (新潮新書)

すごいどうでもいい話なんだけど、"橘玲"という文字を毎度心の中で"きょうれい"と読んでしまう。

橘を橋と読んでしまう。

不思議だなあ。

不思議というか俺がアホなだけなんですけど。

あんまり内容について書くと引用の範疇を超えそうなので ざっくり書くと、東アジア人のIQが高い理由のところが一番おもしろかった。

一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書を読みました

先週読んだけどもう内容を忘れた。まあそりゃそうだ。

高校のとき世界史はルネサンス以後しか勉強しなかった記憶がある。たしか受験に世界史を選択した生徒だけがルネサンス以前を学んだはずだ。 (自分は日本史を選択した。センター試験の得点は70点ちょいだったか。まったく得意ではなかったしもちろん内容は忘れた。) 今にして思えば文科省的にそのカリキュラムはアリだったのだろうか。よくわからない。

という経緯もあり自分はローマやらカルタゴやらさっぱり知らなかった。岩明均ヒストリエは好きだけどアレクサンドロスはともかくフィリッポスって誰だよといった感じだし、そもそもマケドニアってどこの国なんだよといった趣だった。 (もちろんアテネがどうたら出てきているのでヨーロッパの話であるという認識はあったけど)

なので本屋で表題の本を手にとって読んでみた。以後感想を書く。

やっぱり自分はローマについてまったく知らないということがわかった。ローマって最初から帝国じゃなかったのね。 共和制→三頭政治→帝政と3つの政治体制を経て帝国になったということを初めて知った。 あとブルータス、お前もかというセリフの元ネタ。カエサルが言った言葉なんすね。

というかカエサル語録すごいな。名言の宝庫じゃないか。 「賽は投げられた」とか俺でも聞いたことがある。「来た、見た、勝った」ってのは聞いたことなかったけど。 wikipediaカエサルを調べてみると、元老院議員時代は民衆からハゲの女たらしと呼ばれていたらしい。 なかなか悪辣な表現に思えるけれどそれを許容したことがカエサルの寛容さを表しているとのこと。有名人はいろいろ好き勝手言われて大変だなあ…

あとはあれか。オスマン帝国周りとかもなかなか興味深かった。 数ヶ月前「アラビアの夜の種族」を読んだので、内容の背景が補完された感じ。 ムラードベイとかイブラヒムベイとか実在の人物だったのね。

ともかく総評としては弟から借りた山川世界史よりはよほど読みやすかった。 これを読んだあと山川世界史をペラペラとめくってみると内容が数倍濃くて驚いた。まだまだ世界史を学んだとは言えないな。

ゴティックメードを観ました

近所の映画館で再上映していたゴティックメードを観た。 2012年公開の映画で、原作者兼監督兼原画兼うんたらかんたらの永野護曰く、ソフト化は絶対にされないということなので 今になっても全国各地の映画館で一定量の要望が集まり次第、再上映が繰り返されているらしい。

今作の特徴として、ファイブスター物語(FSS)を読んでないと内容の半分は意味不明であることをまず挙げたい。 ネットを見ると今作に登場する人形ロボットであるゴティックメードの戦闘シーンと、エンドロールの評判が高いが FSSを読んでいない人間からすれば、戦闘シーンは一瞬で終わるしロボの動きが早すぎてケレン味が無く、エンドロールに至ってはやはり意味不明なのではないか。 (なんで犬が急にドラゴンになるんだ?とか、最後の最後に出てくる金髪のねーちゃんは誰なんだ?とか。)

だけど、FSSを読んでいれば感想は違ってくる。 GTMはあーいう動きするもんだ、とか、あいつがフィルモア初代皇帝なのか、いろいろと楽しめるところが出てくる。

ということで感想を書いてみる。

まず、やっぱりGTMの戦闘シーン短いわ。あれは誰でも思うんじゃなかろうか。もう一回くらい戦闘があるものかと思った。 調べたら永野護がロボの原画を全て描いたらしい。あの関節の動きを正確にイメージして原画に落とせるのは永野護本人しかいないということだったが そもそも騎士ではない俺には関節の動きまで目に追えなかった。

ただ、あのケレン味の無さはよい。人間的でない動きというか。

普通の人間であれば刃物でものを斬るとき、それが硬ければ硬いほど上に振り上げて位置エネルギーの助けを得た上で下に振り下ろすが 超兵器であるGTMはそんなことはせず、敵機体の胴体に向かって最短距離で剣を当てる。 敵機体は切断というよりは、刃物による衝撃を受けて装甲が剥がれ、後ろに転倒する。めっちゃかっけえ〜〜〜

あと戦闘シーンより前の場面になってしまうけれど、直前のカイゼリンの起動シーン。 音が良いよね。起動音が女性の悲鳴に聞こえる〜ってのは良いのか悪いのかなんともいえんけど、そのあとの機械音。いいねえ〜〜〜

スタッフロールを見るにIHIのグループ会社が機械の動作音周りに協力しているとのこと。 もちろんカイゼリン以外の音も良かった。というかカイゼリンよりも、やられメカ(名前忘れた)の動作音のほうが心くすぐられるものがあった。 これからFSSを読むときはGTMの動作音をあの音で脳内再生しよう。

ただ、繰り返しになるけれど戦闘シーンが短いのは残念。 システムカリギュラの人たちが出てきたときは、次はマーク2 VS カイゼリンかと期待したのに… (ちなみにマーク3=破裂の人形という設定になっていたことに驚いた。  確かに原作4巻でも破裂の人形は変形機構があったけれど、クラウドスカッツみたいに飛行機に変形はしなかったよなあ)

そういえば同じシーンで出てきたツバンツヒ博士が、本作時点ではすげえ偉そうな感じで意味深なことを呟いていたのに少しにやけてしまった。 原作最新刊では女子高生のコスプレさせられているような人なのに…

結論としてはトータルで言えばまあ満足だけど、決して万人におすすめする映画ではないっすね。(そんなこと角川もとっくに承知だろうけど)