気分が良い時用

個人メモ

木曽駒ケ岳の思い出

先週の土日に木曽駒ケ岳に行ってたことをふと思い出した。ということで感想でも書いてみようと思う。 (どうでもいいけど上の文章を書く上で2回もミスタイプしてしまった。キーボードの”U"がなかなか反応しないためだ。現世代のmacbook proのキーボードはホントクソ。proに薄さは求めてないから次世代ではキーボードを改善してくれ。そのへんのネットブックのほうがよっぽどマシだ。HHKBでも買おうかしら。)

ロープウェイは便利

木曽駒ケ岳には頂上途中の千畳敷カールと呼ばれる氷河地形まで登れるロープウェイがある。ほんと当たり前すぎるんだけどとても便利。乗ってるだけで1000m近く高度を稼げたような気がする。ロープウェイ内からの景色もキレイだし言うことない。ただ俺が乗ったときは同じロープウェイ内に高所恐怖症の人がいて何かと喚いていた。大変だった。高所恐怖症の人は乗るのをやめておいたほうがよいかもしれない。俺自身、山に登る事自体は視界がひらけるまであまり「高所」感を感じないと思っているが、ロープウェイについては相当高所感を覚えた。落ちないかどうか心配(杞憂)していたが、搭乗員がその高所恐怖症の方に向かって「50年以上本ロープウェイは可動していますが一度も落ちたことはありません。ご安心ください」といったことを声がけしていた。冷静に考えるとその発言は今日落ちるか否かについて何も担保していないが、その言葉を聞いて高所恐怖症マンは若干落ち着いたようだった。俺も以後は落ち着いてロープウェイに乗ることができた。

鎖場怖い

ロープウェイが千畳敷カールまで到着し、いくつか記念撮影を撮った後登山を開始した。多少急勾配さを感じたものの危なげなく中間地点である「乗越浄土」まで到着し、さてどこに行こうとなったとき同行者が宝剣岳に登ろうと言い出した。(もしかしたら当初から企画されていたのかもしれないが、俺はそのあたり本当に適当で人に言われるまま唯々諾々と付いていくだけなので、どんな場所なのかさっぱりわかっていなかった。)さて宝剣岳に向けて歩いていくと格段に岩場が増え、もうすぐゴール付近のなった場所でなぜかザックが複数個地面に置かれていた。訝しながら更に進むと理由がわかった。鎖場が連続している。だいたい足ひとつ〜ふたつ分くらいの道を、鎖を持ちながら斜面に沿う形で進んでいく。風が強い日だったので、デカイ荷物なんぞ背負っていた日には煽られて体が安定しないにも程があるだろう。そしてもし足を踏み外せば少なくとも怪我はするだろうし下手すりゃ死ぬだろう。根っからのビビリの俺は足をガクガクさせながら進んでいった。(そしてその牛歩っぷりは後続の同行者を辟易させた。)やっとの思いで到着し、全然知らん姉ちゃんと「もしここで動けなくなったらヘリを呼ぶことになるのかな〜」「ヘリ呼ぶと1分1万円くらいのコストがかかるみたいですよ。救助に1時間かかるのなら60万円の請求が来ますよ」などと他愛のない会話をした。同行者は更に高い岩の上にのり、写真など撮っていた。こいつには恐怖という感情が存在しないのだろうか。早く降りたいと言う俺の思いとは別に、同行者たちは登山に持ち込んだカメラのレンズを変えたり、写真を撮ったりしていた。よく登山にフルサイズの一眼レフを持ち込む気になるな、と思っていたが、後日同行者にもらった写真を見て、こりゃカメラ登って山登る会はあるわなあ、と納得した。 ともかくカメ子たちの作業が終わり、いざ帰ろうとなったときに立ちはだかったのは案の定鎖場だった。上りより下りの方がテクニカルなのではと常々感じている。その思いが実証される形となった。とはいえなんとか帰りについても鎖場を突破することができた。

天気が良い

あとは中岳、木曽駒ケ岳にそれぞれ登った。まあ山としては誰でも登れるフツーの山だが、何分天気が素晴らしく良く、何を映しても車のCMのような背景になった。

全体として

まあ全体的にとても楽しかった。普段さっぱり運動しないのでこれで1kgくらい痩せていたら嬉しい。